スペイン語留学
スペイン語を留学して学ぼうと思った時、学生さんならまずは大学のスペイン語の先生に聞いて見ようと思う方は多いと思います。また既に社会人として働いている方なら会社を辞めるという重大な決断とは別に、ご自分の過去の旅行などの経験から留学地を自分で選ぶ方も多いでしょう。
スペイン語の先生に聞く場合、一般的には先生が留学された国の大学を勧めるのが普通でしょう。例えばメキシコのグアダラハラ大学で学ばれた先生はメキシコを勧めるでしょうし、スペインのサラマンカ大学に留学された経験のある先生はサラマンカ大学を勧める場合が多いかと思います。
また留学される方にとって経済的負担を少なくしたいと思うのは当然で、メキシコをはじめとする中南米の国への留学はユーロ圏のスペインへ留学するよりは経済的負担が少なくすみます。
どうしてもスペインへ留学したいが経済的に安くあげたいと思うのであれば同じスペインでもマラガなどのアンダルシアの大学へ留学されるといいでしょう。マドリードやバルセロナに比べてグラナダなどアンダルシア地方は物価が2割ほど安いのが一般的です。
またメキシコであれスペインであれ、私立のスペイン語学校よりは大学の外国人のためのスペイン語コースのほうが経済的です。ただし私立のスペイン語学校は1クラスの人数が少なく、アクティビティも多く、家族的な雰囲気があって面倒見も良いのが一般的です。
治安の面から考えると中南米のほうが注意が必要でしょう。スペインは2004年前後は“首絞め強盗”のピークでマドリードやバルセロナでは特に注意が必要でしたが、今は格段に治安が良くなっています。一方、メキシコなどはアメリカ同様に拳銃による犯罪も多く、運が悪ければ犯罪に巻き込まれる可能性も無いとは言えませんので治安の面では少し心配です。しかしメキシコであれスペインであれ、自分がしっかりと注意し、今自分は外国にいるんだという自覚を持って軽はずみな行動をとらなければ多くの場合、事故を未然に防ぐことができるでしょう。
留学地が決まると次のステップは留学する学校または大学を決めねばなりません。そしてさらには留学期間(短期か長期か)、滞在形式(ホームステイか、シェアフラットか、学生寮か)などを詰めていくことになります。その過程で留学ビザが必要かどうかなどもはっきりとしてきます。
更に詳しい具体的な手続きにつきましてはメールでお気軽にお問い合わせください。
(タイトル下の写真は左から、サラマンカのマヨール広場、アルゼンチンのブエノス・アイレス大学、メキシコ・シティのソカロ広場。
右の写真は上からアストルガのガウディの建てた司教館、マラガのベナルマデナのヨットハーバー、メキシコ・シティ近郊のピラミッド、バジャドリードの町、下は左からレアルのホームのサンティアゴ・ベルナベウ競技場、ベンタス闘牛場での闘牛のシーン)
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